日本の伝統行事である五節句をご存知でしょうか？
江戸時代より盛んに行われてきた節句の行事も現代では、なかなか受け継がれなくなっております。松本でしか見られない七夕人形と五節句を展示し、ご来店のお客様に『かたりべ』をさせて頂いております。
詳細情報
松本に江戸時代から伝わる風習で七夕人形を飾るのをご存知ですか？
笹竹に願い事を書いた短冊を飾るのは全国的な七夕ですが、松本は笹竹のほかに男女一対の七夕人形も一緒に軒下に吊るします。七夕人形は、全国でも唯一松本だけの伝統行事として受け継がれております。
人形の緑屋では木製の七夕人形と和紙の七夕人形を製作・販売しております。
また、カータリーと呼ばれるお供の奴も、復刻製作を致しました。織り姫を守り助けるお供の奴さんです。
カータリー（川渡り人形）とは…？
天の川を隔てた織姫と彦星の為に、向こう岸まで渡してあげる役目です。濡れないように着物の裾をたくし上げ、足を長く出して飾ります。
……年に一度の逢瀬を応援する夏の夜のロマンチックな風物詩です……
また、この季節ならではの展示品として、1年を通じて５つの節句、“五節句”を順番にご紹介しております。それぞれの季節に合わせた飾り物、供え物、厄除けの意味など日本の国に伝わってきた伝統行事に触れてみませんか？
七夕人形
五節句（店内展示中9～11月）
